文化財本島周辺離島

会所跡の碑

①見どころ
 伊江島の学問や村踊りなど、教育・文化の発祥の地です。

②概要
 かつて伊江島の学校であった会所跡に2002年4月15日に建立された記念碑です。

③ヒストリー
 琉球王府においては、教育奨励のため19世紀に入って地方間切にも筆算稽古所を配置しました。1835年頃、筆算稽古所に代わって会所(クェージュ)が置かれました。設置場所は、大水ノ口殿屋の西隣りで、入所希望者が増え東西2か所に分かれました。西会所は現在の芳魂之塔西隣りの宅地内に、東会所は前ガッシャ池(現東江前公民館敷地)のほとりにありました。生徒は東西各30人ぐらい居ました。師匠は首里那覇の士族を招きました。最後の師匠は西会所は泊出身の仲元興喚で、東会所は饒平名機能でした。教科は、読書、作文、算術、御教条、六諭衍義等で、作文は日用文、証書の認め方を主とし、算術は珠算によって加減乗除をするなどでした。生徒は旧正月には島民に踊りを披露しました。筆算稽古所踊りは、それを継いで、会所踊りと呼称されました。廃藩で会所が廃止になり踊りも中断していましたが、島民の希望で百姓踊りとして明治20年代村芝居と銘打って復活し、5カ村(字)が交代で毎年8月に年中行事として催されました。戦争で中断しましたが、太平洋戦争直後、住民は捕虜先の渡嘉敷・久志の両保護地区で村踊を実施し、村民に希望と勇気を与えました。帰村後は生年祝いや米寿祝い、合同祝いをして踊りの保存継承に努めました。1973年7月に民俗芸能保存会が結成されました。1980年から各区持ち回りの発表会を開催しました。

④ワンポイントアドバイス
 「伊江島の村踊」は1976年12月、国の重要無形民俗文化財の選択を受け、1998年12月16日には「伊江島の村踊」は国の重要無形民俗文化財に指定されました。

スポット情報

住所

Map Marker 〒905-0505 伊江村西江上

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